てがろぐ <1895文字>

てがろぐで個人サイトを作るメリット

わたしは個人サイト、そしてその手段としててがろぐというものを推しています。というわけで、わたしが感じるてがろぐでの小説掲載サイト作成のメリットをあげてみましょう。

メリット
  • 更新・投稿が楽(投稿はスマホでもできる!)
  • 維持費は必要最小限で済む
  • カスタム性が高い
  • 何かあってもマニュアルが豊富

主に挙げられるのはこの4つです。上から順に説明していきます。

更新・投稿が楽
てがろぐの投稿フォームは小説投稿サイトと似ている……と思います(自信はないです)。テキストファイルからコピペし、投稿ボタンを押すだけで勝手に改行タグは入れてくれますし、cssで制御すればいい感じに文字は自動で改行されます。
キャプションを入れる場所はありませんが、それはskin-onelog.htmlの書き方次第でつくることだってできます。
わたしはシンプルに1行目にタイトル、2行目以降を本文としていますが、JavaScriptなどと組み合わせてレーティングアイコンを付けている方も見たことがあります。とても面白い使い方ですね。他にもあらすじを入れてみたり、ハッシュタグで属性を表してみたり、使い方次第では小説投稿サイトにも負けない使い勝手になるでしょう。

維持費は必要最小限ですむ
ちょっと現実的な話ですが、WordPressを設置できるサーバープランというものは少し値段が張ります。最安値のプランではWordPressを設置できない、というのはよくある話です(もちろん、すべてのプランでWordPressを設置できるサーバーも存在します)。ですが、てがろぐの動作条件はこちらによると、

・てがろぐCGIは Perl で記述しています。動作には、Perl 5 が必要です。
・CGIモジュールと、Time::Localモジュールがインストールされていることが必須ですが、CGIが使用可能なサーバならたいてい入っているので問題ありません。


ということで、有料レンタルサーバーならだいたい動作すると考えても過言ではありません。スターサーバーやXREAなど、一部の無料サーバーでも動作します。
「個人サイトにはお金がかかる」とはよくいいますが、てがろぐで設置すれば不要になる場合すらあるのです。これは大きなメリットではないでしょうか。

カスタム性が高い
てがろぐはhtmlとcssをベースに記述されています。そしていわゆる「スキン」も、一部てがろぐ独自記法を用いているのみで、他は全てhtmlとcssの集合体です。htmlベタ打ちでサイトを作る理由の一つに「デザインが自由に作れる」というものがありますが、てがろぐもベタ打ちに負けずとも劣らない自由度を持ちます。
動作上の縛りは「skin-cover.html内に[[TEGALOG]]をどこかに必ず記述する」と、「クレジット表示を消さない」だけです。それ以外は自由にスキンを記述し、デザインを作成することができます。今日では、見た目も用途もそれぞれのスキンがたくさん配布され、またそれをもとに改造を施されたてがろぐ製サイトをたくさん見ることができます。
WordPressもプラグインを入れることでカスタマイズを施せますが、てがろぐはさらに自由度が上がり、より自分の好みにあった機能だけをチョイスすることができるでしょう。

何があってもマニュアルが豊富
WordPressのサイトでなにか困ったことがあった場合、皆さんは何をするでしょうか。使っているテーマのフォーラムに行きますか?検索エンジンに頼りますか?人によってそれぞれで、機能が複雑故にどの情報が自分にあっているかわからない、なんてこともあるでしょう。もしかしたら情報が古くて使えなかった、なんてこともあるかもしれません。
てがろぐならまず、公式サイトを見ればいいのです。公式サイトが最も豊富な情報を持ち、基本的なことからカスタマイズの一例まで見ることができます。何かあったときに頼れる場所が確実にある、というのはありがたい話です。記事執筆時点、最新のアップデートは2025/5/30という直近の日付です。こんなにも精力的にアップデートしてくださる制作者さんなので、とても安心できると言えるでしょう。

おわりに
てがろぐで個人サイトをつくるメリットを4つに絞って書いてみました。
これを読んで、ちょっとてがろぐ触ってみようかな……と思ってくださったのなら、何よりも幸いです。
この記事が設置を迷っている未来のてがろぐユーザーに届きますように。

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